こんにちは!
最近肌が焼けて黒くなっています。NAOです。
夏になると増えてくるお祭りや野外イベント。
僕たちも昼夜問わず野外で踊らせていただくことが多くあります。
そしてよく思うことがあるのです。
『照明って大事だな』と、
野外イベントになると、昼間は照明がなくても踊ることはできますが、さすがに夜は照明がないと暗くて踊れないです。。
そして照明はただ明るくしてくれるだけではなく、ダンスをより美しく、カッコよく演出してくれるとても大事なものなのです。
何らかのステージ、舞台などでは照明の演出プランを紙に書き提出することも多く、その作品に合わせた照明演出を照明技術者さんに再現してもらうことも多くあります。
ダンスにとっても同じで、同じ作品でも照明がちょっと変わるだけで全然違うイメージになることもあるので、照明はとても重要視されることが多いのではないでしょうか?
ということで、舞台でよく使われる照明を少しだけ紹介させていただきます!!
1.ボーダーライト(BL)
舞台の横幅とほぼ同じ長さに横一文字に並べられ、舞台全体を均一に照らすことができるので様々な演目で使用される。
ボーダーライトは、一見地味なイメージが浮かびますが、そもそもボーダーライトがなければ舞台が明るくならないのです。ボーダーライトは舞台の明るさを決めるとても大事な照明ですね。
2.サスペンションライト(SUS)
通称サス。
一電球単体の機材であり、舞台頭上に吊るされている照明の総称。
角度によって明かりがストレートに落ちていたり、斜めに落ちていたりするので人物や物に立体感を出したり、奥行きを演出しやすい。
小、中規模のホールでは1〜3本、大型のホールでは5〜6本以上設置される。
サスペンションライトは頭上からまっすぐ落ちてくる照明ですね、暗転(真っ暗)の中でこれを使って部分部分だけを照らすことも多くあります。
たまに立ち位置の確認ににも使われます。
3.ホリゾントライト(HL)
舞台の奥にある幕(ホリゾント幕)を照らすライトで、上から照らしているものをアッパーホリゾントライト(UHまたはUHL)、下から照らしているものをロアーホリゾントライト(LHまたはLHL)と言う。
多くの場合、4色ずつ色が入っていて、その明かりせれぞれの明るさを調節することであらゆる色を作り出す。
ホリゾントライトは、背景に照明を当てて、その作品の雰囲気を出すために用いられるライトです。
何をイメージして作られた作品なのか、どんなコンセプトがあるのかなど、見ている人に伝わりやすくするためのものですね!
4.ピンスポットライト(PIN)
通称ピン、またはピンスポ。
演技者のフォロー用のスポットライト。通常観客席側から一つのピンスポットに対して一人のオペレーターが操作する。
ちなみに舞台の横(袖中)に設置されるスポットライトをサイドスポットライト(SS)と言う。
スポットライトは聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
ダンスのソロなどに使われることが多いライトですね。
どうでしたか?
いや、機材だけ見せれても…
て思った方!!
大丈夫です。
動画を準備致しました!
照明について少し理解した後に少し動画を見て見ましょう。
どの光がどのライトかわかりましたか?
動画の中には紹介していない照明機材もありますのでわかり辛いかもしれませんが、なんとなくどれがどのライトかかった方もいるのではないでしょうか?
ただ一丸に舞台照明といってもその照明機材によってそれぞれ全く違った役割があるのです!
そして、その照明で僕たちの作品もより良いものになります。
照明技術者さんに感謝です。
また、照明の役割がわかると、舞台演目を見るときもまた違う楽しみが増えると思いますので、舞台をみにいく際は照明まで楽しんでいただけたら幸いです。
そういえば
最近、照明ではないのですが映像とともにダンスのパフォーマンスをするものが某動画サイトでよく見られるようになりました。
こちらをご覧下さい
これは決してダンスに後から映像を入れて加工した動画ではありません。
プロジェクションマッピングと言われる映像に合わせてパフォーマンスを行なっています。
プロジェクションマッピングは、よく某夢の国で採用されているとか色々なところで耳にしたことはあると思いますが、一体どういうものなんだろうか、よくわからない方も多いと思います。
なので、プロジェクションマッピングとは何か説明しましょう。
プロジェクションマッピング
プロジェクションマッピングとは、コンピュータで作成したCGと映写機器を使い、建物、物体、人体、空間などに対して映像を映し出す技術の総称のこと。
プロジェクションという言葉に、マッピングという言葉が加わったことで、投影する対象に映像を張り合わせるという意味合いがあり、対象と映像をぴったり重ね合わせることで意味を持ってくる投影方法。
見るからにすごい映像技術!!
幻想的ですよね!
このように被写体に合わせて映像を映すのがプロジェクションマッピンなのですが、
ダンスを融合させて、映像とともに踊るなんてものすごく技術が必要なことだとすぐわかると思います。
でもこんなダンスができたらとても気持ち良さそうですよね!
最後にもう少しだけプロジェクションマッピングとダンスのコラボ動画を載せておきますね!
まとめ
ダンスと照明は切っても切り離せない関係にありますね!
照明は作品をより良いものにするだけではなく、演技者や見ているお客さまのモチベーションやテンションも上げてくれるものだと思います。
僕も照明の中で踊っているととても高揚します!
そしていつかプロジェクションマッピングと合わせて踊ってみたいとも思います。
また、トラックスストリートダンススタジオ宮崎では、毎年年末に舞台を行なっています!
夏を過ぎた頃から舞台練習が始まります。
一緒にかっこいい照明の舞台に立ってみませんか?
トラックスは随時見学可能ですので、一度ダンスを見てみたい方はこちらからお願いします!
以上、旭川もまだまだ暑いですが、元気にお過ごし下さい!
NAOでした!
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