どうも!トラックスストリートダンススタジオ宮崎のMasayukiです。
突然ですが、ロックダンスの衣装といえばどんなものを想像しますか?
「シマシマ模様の衣装」「ボーダー」と答える人が多いと思います。
それでは、なぜロックダンスの衣装はシマシマの柄が多いのか・・・という質問に対して、しっかりとした答えを用意できるでしょうか?
今回の『トラマガ』では、そんなダンスファッションの歴史について紹介していきたいと思います。
ダンスショーケースの衣装を考える参考にもなると思いますので、ぜひともチェックしてみてくださいね!
ストリートダンスの流行を作った「アメリカのTV番組」
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1970年〜1980年頃といえば、のストリートダンスの時代を築いたと言っても過言ではないたくさんの流行が生まれた「濃い時期」です。
当時の話をするには欠かすことができないのが、1971年から2006年までアメリカ合衆国で放送されたダンス音楽番組『Soul Train(ソウルトレイン)』。
アメリカの伝説とも言える音楽番組として位置付けされていて、35年間も放送されたモンスター番組です。
番組を少し覗いてみると、個性的なファッションとファンキーなダンスが目を引きますね。ダンスミュージックはこの番組から生まれたものも多いです。
そして、ソウルトレインに続いてダンサーであれば絶対に見ておきたい、ダンスの流行を加速させた映画『サタデーナイトフィーバー』も大ヒットしました。
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この時代は、
- ハット
- アフロ
- 柄のYシャツ
- ハイウエストパンツ
- 革靴
といった格好が多く、とにかく派手な格好が流行。
そして、記事冒頭でも触れた「ロックダンサーはボーダー柄の衣装」という基盤を作ったのが、『オリジナルロッカーズ』のリーダー、ドン・キャンベルが”目立ってなんぼ”の精神で生み出したファッションとも言われています。
日本のダンスファッションの歴史
1970年代に日本では、ブレイクダンスやヒップホップダンスが流行りだします。
その流行の発信源となったのが下記の2つの映画です。
フラッシュダンス(1983年公開)
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ブレイクダンス(1984年公開)
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これらもストリートダンスを語る上で欠かせない映画なので、お時間があるときにでも見てみてください。
当時はこれらの映画を見て、ファッションを真似していた人がとても多かったです。
映画では日本のダンサーファッションの元となる衣装を見ることもできますし、何より映画の内容が面白いです。映画見た後は踊りたくなっちゃいますね〜。
ちなみに、この頃の日本のファッションですが、僕個人の記憶だと
- タンクトップに短パン
- ハイソックス
- デニムのセットアップ
というものも流行ったというイメージがあります。
最近はこう言ったファッションを見ることも少なくなりましたが、メンバーで合わせるとカッコ良い!衣装に困ったら検討してみてはいかがでしょう。
日本の1980年代のファッション
1980年代〜日本では、バブル期により景気が上がり若い世代から社会人まで、お金をかけたファッションを楽しむ時期でした。
ボディコン
出典:daily.c.yimg.jp(ボディコンイメージ画像)
特に女性は体形を美しく見せた「ボディコン」が大人気。
ニットなど体に密着する素材を使い、ボディ・ラインを強調した服(女性用のミニのワンピースが多い)。ボディ・コンシャスの略称。
渋カジ(渋谷カジュアル)
出典:www.con-te.co.jp
Tシャツやポロシャツ、ジーンズやチノパンといったカジュアルなファッションもブランドにこだわり、有名ブランドメーカーのものが好まれていたようです。
まとめ
以上、70・80年代のダンスファッションの歴史についての紹介でした。
今と昔のファッションを比べると、かなりの違いがあることがわかります。
ファッションの歴史を知っていれば
「今回は80年代の曲で踊るから、衣装も当時の流行を取り入れよう」
とか
「あのダンスチームは70年代をモチーフとしてるんだな」
とかとか、ショーを考えるのも、ショーを見るのもちょっと楽しくなってくるのでは?
ストリートダンスは知れば知るほど「今よりもっと楽しくなっていく」はずなので、歴史や過去に流行したファッションも勉強してみてください。
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